昨今、ニュースや新聞では、ＡＩや人工知能、そのことで「将来なくなる職業ランキング」なる記事がよく見受けられます。

銀行やホテルの受付業務、自動運転などの普及によるタクシーやバス運転手の削減など、戦々恐々となる企業も少なくありません。そういう状況の中でテニスコーチという職業はどうでしょうか。

自動化という世の中の流れだけに限らず、もちろん余暇にお金や時間をかけたいと思うお客様が少なくなれば、おのずと、我々の業界も苦しい状況に追い込まれます。ですが、ロボット化による相手の顔が見えないサービスや対応が増えれば増えるほど、ますます、Face to Faceのコミュニケーションの場が重要となり、余暇に対するストレス発散の場が人には必要になるのではないかと考えております。

また、日本は少子高齢化の流れから労働人口も減少しており、人それぞれの生活スタイルやリズムに合わせた職場環境の提供も重要な要素であると考えます。そういう意味では、テニススクールがお客様のライフスタイル（生活習慣）の重要な位置づけになれる、また、年齢を問わず、働く方の生活スタイルに合わせた職場環境づくりができるよう頑張らなくてはいけません。

世の中のテニスコーチも様々。本当にお客様の上達や満足度を満たそうと考えて、コーチングをしているコーチは少ないのが現状です。このようなレッスンやサービスでは、テニスコーチもいつの日か、ＡＩやロボットにとって代わってしまう日も来てしまうかもしれません。

テニスコーチのステータス向上など二の次です。この課題を打破するための重要なポイントは、人間力です。ご存知と思いますが、ＧＯＤＡＩスポーツアカデミーは、テニスやレッスンの技術力向上を通じて、特にこの人間力向上にも力を入れた他にはない学校といえます。

さぁ、テニス業界のなかで輝けるコーチになるその一歩を踏み出す時です。一緒に、テニスの楽しさ、面白さを広める職業の勉強をしていきましょう。

GODAIスポーツアカデミー 校長

満岡英生